「能勢ライオンズクラブ」川とともに歩む18年の思い　第18回河川美化活動報告

「能勢ライオンズクラブ」川とともに歩む18年の思い
― 第18回河川美化活動報告 ―
（令和7年9月23日・秋分の日）

秋の風が涼やかに流れる9月23日、秋分の日。
能勢町漁業協同組合、能勢町観光協会、能勢ライオンズクラブの共催による
「第18回河川美化活動」を本年も無事に開催することができました。

これまで長い年月をかけて積み重ねてきたこの活動は、
「自分たちの川は、自分たちで守る」という強い思いを原点に、
地域の皆さまが心を一つにして続けてきた大切な取り組みです。

当日は、一庫ダム管理所、里山クラブ、池田土木事務所の皆さまにもご協賛いただき、
総勢約50名が、大路次川・山田川・山辺川の3班に分かれて堤防に広がるごみを丁寧に拾い集めました。

幸い今年は大雨による氾濫もなく、ごみの量は比較的少なかったものの、
皆さまの静かで真剣な作業の手つきに、川への思いやりと愛情がしっかりと込められているのを感じました。

清掃が進むにつれ、川の流れがより澄んで見え、
その透明さの中に、18年間積み重ねてきた地域の絆や思いも
透き通って見えるようでした。

この活動は単なる清掃作業ではありません。

川をきれいにすることはもちろん、
自然と人とのつながりを確かめ、
地域として同じ未来を見つめる時間でもあります。

活動を終えた後、参加者同士の会話には
「今年も無事に終わってよかった」
「また来年も続けたいね」
といった温かい声が多く聞かれ、
この取り組みを誇りに思う気持ちが自然と広がっていました。

ご参加いただいた皆さま、
陰で支えてくださった協力団体の皆さま、
そして長年この活動を守り続けてきた地域の皆さまに、
心から感謝申し上げます。

来年もまた、変わらぬ思いで川と向き合い、
美しいふるさとの自然を次の世代へとつないでいきましょう。

記事:能勢ライオンズクラブ
配信:地区MC委員会

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